そもそもChatGPTとは
『ChatGPT(チャットジーピーティー)は、OpenAIが2022年11月に公開したGPT系列の大規模言語モデルを用いる対話型生成AIサービスである。』— Wikipedia「ChatGPT」 より引用
要するに、このブログの管理者のように、プログラミングの知識がなくても使うことができる”日本語で質問すると色々回答してくれる便利ツール”です。
リリース当初、2022年~2023年頃のChatGPTはAIが参照できるインターネットの情報にタイムラグがあったため、古い情報しか持ってこられない印象でしたが、最近のバージョン(2026/06/28現在でGPT-5.5)では比較的新しめのインターネット上の情報も参照できるようになり、以前と比べて回答の精度が格段に向上したため、この記事を書くきっかけとなりました。
ChatGPTでできること
筆者がChatGPTに主にやらせていることは以下のとおりです
| ・検索 | Google等のワード検索では調べづらい内容を自分の代わりに調べてくれます。 | 例1:「〇〇を利用して△△をできるか確認したいんだけど、似たようなことを先にしている人がいたらリスト化して紹介して。」 例2:「✕✕について記載された法律って何法の第何条だっけ?」 など |
| ・事務仕事 | 簡単な事務仕事をさせることができます。 | 例1:「左に掛数、真ん中は5の倍数、右は10の倍数で掛数30までを表にして。」 例2:迷惑メールのヘッダーをChatGPTの質問欄にコピペして「迷惑メールかどうか判断基準も含めて教えて。」 例3:Excelの数式をコピペして「結果を〇〇にしたいけど✕✕になってしまうから、原因部分と修正した数式を出して。」 例4:「次の各文章の、文中の空白はそのままで文頭の空白だけ消して。」 など |
| ・プログラミング | 簡単なプログラミングをさせることもできます。コマンド入力に対応した商業ソフトなら基本的に出力できます。 | 例1:「Excelの条件付き書式で土日祝日の列のセルを同じ色で塗りつぶしたいから、数式を出力して。」 例2:「PCに実装されているメモリの品番を知りたいから、PowerShellで使える確認コマンドを出力して。」 など |
| ・生成および編集、文章校正 | 文章や画像の生成、画像の編集などができます。 | 例1:「〇〇の画像を生成して。」 例2:「文頭が~~~から始まる新人向けの紹介文章を1000字程度で作成して。」 例3:「添付した魚の写真を、魚は黒、それ以外の背景は白にして、シルエットイラスト化して。」(このサイトのアイコンが生成した画像です) 例4:「質問欄にコピペした文章を全て過去形にして。」 など |
| ・雑談 | 愚痴や世間話の話し相手として雑談なんかもできます(笑) |
ChatGPTの特徴(管理者的まとめ)
ChatGPTには公開されている情報から未公開の情報も含め、様々な特徴があります。
便利である反面、注意しなければならないこともあるため、管理者の独断と偏見でそれらの情報をまとめていきます。
用語でわからないことがあれば、ChatGPTに「ChatGPTの◯◯について教えて」と質問すれば私より丁寧に教えてくれます。
1.スレッドについて
・ChatGPTにログインしてすぐに開くトップページに質問していくと、トップページを開くたびに1回1回違うスレッドとして記憶されていきます。
しかし、過去の質問履歴や、スレッドをピン留めしておくことで”同じスレッド内で何度も質問することができます。”
特に、このピン留め機能は覚えておくと後々便利になります。
ChatGPTの特徴として、ChatGPTに質問した詳細な内容についてはそのスレッド内のみで記憶し、他のスレッドで質問された内容については断片的にしか記憶していないため、「過去にこういう質問した際に回答してくれた情報をもう一度出して」のような質問は、基本的に”同一スレッド内でしか成立しません。“
管理者の場合は、
(1)★汎用
(2)家計簿
(3)資格取得
etc.
のように、用途ごとにスレッドをピン留めして使い分けています。
2.1つのスレッドあたりの上限容量
1つのスレッドを長期にわたり使用する場合、質問できる件数や容量の上限があるかどうかは現時点で不明です。
管理者の場合は、1つのスレッドを2か月以上にわたり使用し、何百件ものやり取りを行っていますが、現時点においても一番最初の質問とその回答まで遡ることができます。
しかし、注意しなければいけない情報として、我々は画面をスクロールすることでそのスレッド内における一番最初の質問まで遡って見ることができますが、ChatGPT側はその限りではありません。
同一スレッド内においても、質問が古くなるとChatGPT側で参照できる情報が断片化し、ChatGPT側が記憶喪失のように振る舞う場合があります。
管理者はChatGPTの有料プランに加入しておりますが、”たとえ有料プランであっても長大なスレッドであれば、古い内容を完全に参照し続けるとは限りません。”
しかしこの仕様には大きなメリットもあり、同じスレッドを長期間使い続けてもサイトが重くなりづらいという点が挙げられます。今後、別の記事で書いていきますが、Googleが提供するAIサイト「Gemini」の場合は、ChatGPTと同じ使用感で使える反面、同じスレッド内で質問を繰り返すと重くなりやすいという特徴があちらにはあります。
3.1日にアップロードできるファイルの上限容量
前項で説明した1つのスレッドにおける容量の上限については不明ですが、“1日に利用できる容量の上限”は明確に存在します。例えば、管理者が過去に上限を迎えた際は、PCのスクリーンショットを1枚ずつ計20枚程度をアップロードした時点で当日に送信できる画像枚数の上限を迎えました。上限を迎えると何時何分にカウントがリセットされますというメッセージが表示されるため、それまでの間はテキストのみの質問はできますが、ファイルを添付して質問することはできなくなります。
OpenAIが現在(2026/06/29時点で)公開しているファイルのアップロードに関する詳細は以下のとおりです。
- 一度に添付できるファイル数は最大10個まで
- 1ファイルあたりの容量の上限は512MBまで
- テキストまたはドキュメントファイルについては1ファイルあたり200万トークンまで
- CSV等については1ファイルあたり約50MBまで(各行のサイズにより上下する)
- 画像については1ファイルあたり20MBまで
- 個人あたり合計25GBまで、組織の場合は組織全体で合計100GBまでアップロード可能(ChatGPTの設定→ストレージから確認できますが、管理者の場合は上限が20GBになっているためこの記載の信用度は少々怪しいです。)
- アップロードできる上限に達した場合は、設定→ストレージからいらないファイルを削除することで容量の確保が可能
- 1ユーザーごとに、3時間ごとに最大80個のファイルをアップロードすることが可能
— OpenAI「ファイルアップロード FAQ」 より参照
ただし、ChatGPTのサーバーが混雑していると上記の制限が引き下げられる可能性があるともOpenAIにより明言されているため、上記の数字はあくまで参考値だということに留意してください。
4.記憶機能(メモリ)ならびに回答の偏り
ChatGPTは質問者の文脈や思考に合わせ、回答スタイルを徐々に変化させることがあります。
例えば管理者の場合、私がChatGPTに質問する際の一人称は「私」で統一していたのですが、ChatGPT側が質問者の文脈傾向を判断して、回答時の一人称が「僕」になったり「俺」になったりしたため、「回答時の一人称は『私』で統一して」と修正したことがあります。
上記のように質問欄で「このように回答して」と修正していくことで、ChatGPTを自分好みにカスタマイズしていくことも可能です。
1つのスレッドで繰り返し質問をする運用スタイルの管理者ですが、別スレッドになるとChatGPTの記憶機能や質問者の文脈参照機能がリセットされるのかというと、必ずしもそうではありません。
ChatGPTの設定で「メモリを有効にする」をオンにすれば、スレッド内の質問内容の詳細までは他スレッドに引き継がれませんが、例えば質問者の趣味や興味のある分野、性格を記憶し、また、他スレッドで質問した内容だとしても、断片的な情報であれば新しいスレッドで質問しても回答に引き継がれます。
上記の記憶機能がいい場合もあれば、悪い方向ではたらく場合もあり、例えばChatGPT側で「質問者の興味のある分野が〇〇だから、〇〇を前提とした回答をする」と勝手に判断し、回答の傾向が偏ってしまい、エコーチェンバーのような状況に陥ってしまうリスクがあります。
後述する回答の正確性にも通じる話ですが、ChatGPTから回答された情報はあくまで参考であり、鵜呑みにしてはいけないことが重要です。
5.回答の正確性
ChatGPTも日々、バージョンが更新され、最近ではインターネットから比較的新しい情報を参照できるようになったことで回答の正確性は飛躍的に向上しましたが、ChatGPTの回答が100%正しいということはまずありません。
例えば、
・ChatGPT側で情報を整理する際に、誤差が生じて誤回答をしてしまう。
・そもそもインターネット上に公開されている情報が誤情報であり、ChatGPTがそれを参照してしまうことで誤回答してしまう。
・時間経過による時勢の変化で、過去の質問時と現在の質問時で異なった回答をしてしまう。
・二律背反した情報を参照してしまうことで、質問するたびに違う回答をしてしまう。
・不確定要素をChatGPT側が勝手に判断して「〇〇である」と断言してしまう。
・項目4で先述した記憶機能(メモリ機能)により、質問者の傾向に引っ張られて回答が偏ってしまう。
などといった現象が起きます。
先述しましたが、ChatGPTの回答はあくまでも参考までにとどめておくべきであり、信用していいかの最終判断は人間の手に委ねられていることに注意が必要です。
あとがき
今回はChatGPTについて個人的な感想をまとめましたが、あくまでも体感となりますのでこの記事が絶対ということもありません。各々の設定や料金プランにも影響されると思います。
また、今後も気付いた点があれば随時更新していく予定です。
